2014年4月23日水曜日

カワサキワールド vol.3 Z1R

カワサキZ1R
H-D XLCR1000やBMW R90Sと並んで
メーカー製カフェレーサーとして一世を風靡した名車

ハンドルマウントのビキニカウル
内側にはタコ・スピードメーターと共に
時計と燃料計が埋め込まれてました
発売後西ドイツで起こったクレーム
「高速ヨーイング」の原因となるフロントヘビーはその装備による
重量増と18インチにサイズダウンしたフロントホイールが原因でした
日本国内では巡航速度域の関係でぜんぜん問題なかったようですが
速度無制限アウトバーンを持つ西ドイツでは事故に直結する重大問題と
なりました、カワサキの設計室は解決に試行錯誤、
対策はタイヤの銘柄変更で決着しました

ベースとなるZ1000a1-a2と同じ仕様のエンジン
Z1から約100ccの排気量アップとヘビーウエイト・クランクの採用により
低速からの図太いトルクと滑らかな吹け上がりを実現しました

サイドカバー
私たちは人呼んでこれをパンティーライン・サイドカバーと名づけてました

テールカウル
シンプルでいい形!

ポイントカバー及びクラッチカバー
Z1と共通のデザイン、アルミのバフ掛けが美しい

燃料タンク
エッジが効いた細みなデザインに
重量車には珍しい水色掛かったライトグレーの塗装は
目を引きました
容量はたしか12-13Lほどで燃費も良くないエンジンも相まって
無給油走行距離は短め、大体100kmを越えるとリザーブで

ライダーは焦りだします

Z1と比べるとコンパクトなハンドルバー
幅はやや短くアップ量も少なめ

ミラー
俗に言うZ2ミラーですがステーが短い

問題の18インチホイール
後のZ2カスタムブームのとき
このホイールとオフセットの小さいZ650のステムを流用して
ハンドリングの向上させる改造が流行りました
ブレーキローターは穴あきタイプ

この角度から見る燃料タンクもかっこいい!!

ダウンチューブのガセットもZ1と比べしっかり丈夫になってます

つづいてvol.4へ

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